長崎を代表する特産品に数えられる「五島うどん」と「島原そうめん」。
長崎県がこの度、この2つの特産品を積極的に海外に売り込もうと動き出しました。
日本食人気が根強く、1食あたりの外食単価が数千円単位というフランスにターゲットを絞り
海外での販路開拓と産地の活性化を図ります。
五島うどんの生産者からは次代を担う若い世代が行って
ぜひ海外の日本食に対する反応を肌で感じて来いというお声をいただき、
自分も渡仏させていただけることとなりました。
感謝です!
というわけで、7月2日から6日にかけて
パリ郊外のノールヴィルパント展示会会場で開催された
「JapanExpo2014」にて五島うどんをフランスへPRすべく
参加してきたのでリポートします。
2000年から開かれているこのイベント。
現代ポップカルチャーから伝統文化まで
5日間で26万人の人出を誇るヨーロッパ最大の日本文化を紹介する祭典で、
フランス人の日本文化に対する関心の高さをうかがい知ることができます。
まずは実際にフランスの皆さんに五島うどんを試食していただき、
五島うどんの美味しさを知ってもらうことが1番の目的です。
初めて口にする五島うどんが果たして受け入れられるのか。
ほんとドキドキでした。
こんなカンペも用意して、いざ出陣です!
ありがたいことに試食開始前からこの行列です。
概ね、五島うどんもあごだしも好評で一安心。
↓こんな風に言ってくれる方もいて感激です↓
がんばれる味って…最高に嬉しいです!
今後のフランスへの売り込みに自信と弾みをつけることができました。
インタビューも受けましたよ。
フランス美人に質問されてドギマギしましたが(笑)
これから産地全体でフランスに向けた五島うどんの新商品開発が始まります。
まったく五島うどんのことが知られていない白紙状態からのスタート。
原材料の選定はもちろんのこと
五島うどんが島の文化や風土に根付いて、どのように日本で食べられているのか。
いくつもの工程を経ながら、いかに手間隙かけて大事に作られているか。
また、それをフランスの方々にアピールするにはどうしたら良いのか。
今回、麺、だしともに好評ではありましたが反省点もあり
茹でたてアツアツは苦手らしく、食べさせ方の工夫も必要となってきます。
こういった点を五島うどん業者が知恵を出し合って解決し、
一丸となってこのチャンスをモノにできるよう頑張らなくてはと
強く思った5日間でした。
良い勉強をさせていただきました!
最後に、ご一緒した島原そうめんの皆さん、
長崎県商工会連合会と長崎県の職員の皆さん、
大変お疲れ様でした。
今後ともご指導のほど、お願いいたします。