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      いらっしゃいませ。こちらでは太田製麺所が自信を持ってお届けする
      長崎県五島列島特産の「五島手延べうどん」についてご説明します。
      一番最初から見てもよし、お好きな各ボタンをクリックして
      お好きな部分にジャンプして見て頂くこともできますよ。









   五島うどんとはなに?
   
    九州の最西端に位置し、東シナ海の東部に浮かぶ島々、五島列島。
    今でも多くの自然が残り、その美しい景色は見る者を癒しの気分へと
    いざなってくれます。歴史も古く、奈良時代は遣唐使船の寄港地として、
    また最近ではカトリック教会群が世界遺産候補に選ばれるなど、
    豊かな自然と風土が育んできた食文化があります。
    それこそがこれからご紹介する「五島うどん」なのです。


        
    五島うどんの一番の特徴は、その麺線の「細さ」と、細さに負けない
    強いコシ、そしてのどごしの良さにあります。

    それでは五島うどんは、他のうどんとどのように違うのでしょう。
    実際に全国的にも有名な香川の『讃岐うどん』と秋田の『稲庭うどん』とで
    比較してみました。


    どうでしょう。讃岐うどん、稲庭うどんと五島うどんを比べると、
    五島うどんはハッキリと「細いうどん」なのがわかりますね。
    しかも、他の2つのうどんの「角ばった四角形」と違い、
    五島うどんは「ほぼ円形」ということがわかりますでしょうか。


    でも、なぜ五島うどんはこんなに細く、円形なのでしょうか?
    この謎を太田製麺所の4代目、太田充昭さんに聞いてみました!


    (太田製麺所 太田充昭さん)
    「えっ、なぜ五島うどんは断面が円形なのか?
     いいところに気がつきましたね。
     それは五島うどんの作り方に秘密があります。
     讃岐うどんの作り方は多くの皆さんがご存知のように「手打ち式」です。
     これは小麦粉に食塩水を混ぜ、コシが出るまでに捏ね上げ、生地を
     伸ばした後、麺切り包丁で適度な太さに切っていきます。
     一方、五島うどんは「手延べ式」。捏ね上げたうどんの生地を2本の棒に
     八の字にかけてゆき、それを徐々に、生地の熟成具合を見極めながら
     延ばして、五島うどん独特の細さにまで仕上げるのです。
     そのとき生地に「より」と呼ばれるひねりをかけているから
     五島うどんは断面が丸いんですよ。


     では、五島うどんがどうして「手延べ式」なのか、簡単に説明しますね。
     それはうどんを延ばすことでコシの強いうどんが作れるから。
     「より」をかけ上下両方向に伸ばすことで小麦粉のグルテン構造が
     強化され、強いコシを生み出すのです。
     それと、手延べ式のほうが乾麺作りには適していますし。
     五島うどんは基本的に乾麺です。それはもちろん保存に適しているから。
     五島は古くから漁業で栄えた漁民の島。漁師さんたちが船上で茹でて
     食べるにも、船上に持ち込むには日持ちのする乾麺が適しています。
     また五島は台風銀座と呼ばれるほど、毎年多くの台風がやって来ます。
     下手したら何日間も本土との交通が遮断されることも。
     そんなときは保存の利く乾麺が好まれてきたのかもしれません。

     秋田の稲庭うどんも手延べ式の作り方ですので、基本的に乾麺ですよね。
     五島うどんとの違いは、麺生地に「より」をかけ2本の棒にかけた後に、
     いったん生地を麺棒でを押し延ばしてから、徐々に延ばしていく
     工程にあります。
     ほら、写真で見ても平べったいでしょ。


     もうひとつ、五島うどんと稲庭うどんの一番の違いは、
     麺の熟成をさせる工程で麺生地同士がくっつかないように、
     稲庭うどんではでんぷん粉を振りかけるのに対し、
     五島うどんでは植物油を塗り延ばすということ。
     五島うどんでは一般的な大豆油や菜種油とともに、自生の椿の種から
     摂れた椿油を使っています。
     下の写真が自生の椿の実です。


     「この油を使う」というのが五島うどんが時間がたっても伸びにくく、
     コシが残っている所以なんですよ。
     稲庭うどんと比べたら茹で時間はかかってしまいますが、
     逆に伸びにくい分、釜揚げうどんや鍋物に適してるんです。

     いくつもの工程を経て、手間隙かけて作られる五島うどんは
     五島の風土と食文化がギッシリ詰まったふるさとの味なのです。(談)」



    見てください、この五島うどんの茹でたてが艶やかなこと!
    食欲をかきたてられますよね。
    ちなみにこの艶やかさはどうしてでるかというと・・・「企業秘密(笑)」
    ということだそうです。
    

食感、こし、つや。だからこそ広がる、あなた自身の食べ方。


    てまひまをかけたからこそできる、手打ちうどんにはない「食感」。
    その細さに負けない、伝統に裏打ちされた五島うどん独特の「こし」。
    そして、食欲をかきたてる、ゆで上がりの「つや」。
    細麺が特徴の五島うどんは、そのままお鍋で茹でる[五島炊き]はもちろん、
    和洋問わず様々な料理にもぴったりと合う、創作意欲を刺激する食材なんですね。

    では、どうやって五島うどんは食べるのでしょうか?
    次の「五島うどんはどう食べる?」でご紹介しましょう。


   五島うどんはどう食べる?


    この写真、なにかわかりますか?
    これ、うどんのダシの写真なんですが、実は皆さんよくご存知の
    「煮干し、かつお節のつゆ」ではありません。
    これは五島うどんに欠かせない、「アゴダシのつゆ」なんです。


    五島うどんは他と違い、「焼きアゴ」という、アゴ(トビウオ)を炭火で焼いて
    干したものからとれるダシのつゆ「アゴダシ」で、古くから食べられている
    うどんなんです。
    見た目はこのようにきれいな「こがね色」。カツオダシと比べると
    やや薄めの印象ですが、これが・・・とてもおいしいんです!
    しつこくなくて、最初口に入れたときにはあっさりしているのに、
    深い旨みがぐっと残る味わい、という感じ。
    魚の持つ旨みといえばいいんでしょうか。でも臭みという感じではなく、
    その色同様、上品な美味しさが口の中でさらっと広がる、といえばいいでしょうか。


    そんなアゴダシ、地元・五島ではどのように食べるかというと・・・


    このようにお鍋で茹でたうどんにつけるつゆとして食べられています。
    これは食べる前、茹でたうどんをアゴダシのつゆに入れたときの写真なんですが、
    アゴダシの旨さと五島うどんって、ホント、絶妙に合うんです。
    食べるときの細麺ならではのつるつるとした食感を損なうことのない、
    アゴダシのあっさりとしたの旨さ。そしてその旨いつゆを逃がさない
    ほぼ円形の五島うどん。見た目も琥珀色のつゆに艶やかな白のうどん・・・


    このほかには、すき焼きの時につける溶き卵のように、お椀に生卵を入れ、
    溶いて、そこにうどんをつけて食べると・・・これがとろけるほどまろやかな味!
    ちょっとアゴダシを入れてもおいしいですよ!




    とここまで長々とご説明してきましたが、伝わりましたでしょうか?
    「いやぜんぜん伝わってない」
    「食べたことあるけど、わたしの感想はちょっと違う」
    いろいろと異なった意見をお持ちだとは思うのです。
    それが私の説明不足のところからくるものでしたら、ごめんなさい。
    でも実は、この「五島うどんの食べ方」で言いたかったことは、味うんぬん、
    というよりは五島うどんは
    「いろいろ人に味を説明したくなる」
    食材ということ、なんです。


    例えば、会話が盛り上がった食事って、楽しいですよね。
    そんな食事の中で、五島うどんのおいしさはいっそう引き立ちます。
    見た目、味わい、そして、食べ方。
    例えば、見た目ではどんな印象でしたか、食べたときはどんな感想でしたか、。

    「いかがです、アゴダシのつゆは」
    「初めて食べた?あ、食べたことあるの」
    「例えばさ、こう料理するのもおいしいんじゃない」

    カップルで、ご家族と、親しいご友人と、ご招待したお客様と。
    お鍋を囲んで、冷たく冷やして、バリエーション豊かに。
    さまざまな場面で五島うどんは、
    「団欒をつくるうどん」
    でもあるのです。


    では、どうやって五島うどんはあなたのもとに送られるでしょうか?
    意外とこういうことって、紹介されていないんですよね。
    では最後に、「五島うどんはどう送られてくるの?」でご紹介しましょう。


   五島うどんはどう送られてくるの?

    それでは、太田製麺所の五島うどん商品をご注文頂くと、どのような商品が
    届くのでしょうか。
    例えばあなたがまだ五島うどんをご注文されたことがない方で、
    お中元、お歳暮、お祝いなどご贈答としてどなたかに、と考えてらっしゃる方は
    「どのような商品が、どのように贈られてくるのか」
    ご興味があると思います。そこで、太田製麺所の商品はどのように届けられるのか、
    写真で詳しくご紹介しましょう。


      1、太田製麺所の五島うどん商品が届けられます。


        今回は配達の方から届きましたが、ご自身で
        贈られる場合でも配達の集配所まで行った場合でも、
        やはり「手から手へ渡す」ことには変わりないですね。


      2、贈られた商品をテーブルに置いてみます。


        こちらは商品を梱包用のダンボールから出した状態です。
        この商品、持って頂くとわかりますが、
        「ずっしりと、でも重すぎない」
        贈り物にピッタリの商品となっております。
        まあご注文の量にもよるんですが。
        それからこの包装紙、ご覧下さい。
        贈り物にまたピッタリのちょっと「粋な」包装紙で、
        包んでお贈りしております。


      3、包装紙を開けてみます。


        そうするとこのように商品が、いや白い箱が入っています。
        まだ商品は見えませんが、贈り物にピッタリの
        「純白」の箱に入っています。


      4、箱を開けます。お待たせしました。


        箱を開けてみますと、このように五島一番の老舗、
        太田製麺所が心を込めてつくった、五島うどん商品が
        きちんと入っております

        ただ、ご注文の商品の多さによって商品の置き方は
        変わると思いますが。


      5、太田製麺所の五島うどん商品を取り出してみます。


        贈りものを頂いたら、なぜだかワクワクして
        「とりあえず全部出したく」なりませんか。
        私もそうです。とりあえず商品をすべて箱から出してみました。
        今回の商品には、五島うどん2束とアゴダシ粉末スープが
        入っています。


      6、送られた商品の中から、五島うどんを持ってみます。


        シンプルで、しかも歴史を感じさせる「手延うどん」と
        書かれた優しい手触りの紙のパックに五島うどんが乾麺として
        入っております。わかりやすいように、薄く透けて
        見えるように、工夫された紙パックです。
        そして中の五島うどん(手延べうどん)ですが、
        「乾麺」ですので、贈られた方に、
        「すぐ冷蔵庫に入れなければいけない」というお手間は
        取らせません。ご心配なく。
        あ、紙パックの裏には五島うどんの調理法が簡潔に書かれています。
        「もらったけどどう料理したらいいのか」
        というお悩みもこれで一目瞭然、きっと解消されるでしょう。
        あ、もちろん、このブログでも食べ方をさらに詳しく
        ご紹介しております。贈られたお相手にご紹介いただくと幸いです。


      7、五島うどんあごだし粉末スープの入った箱を取り出します。


        こちらは五島うどんのアゴダシの粉末スープが入った箱です。
        「それは五島うどんとは別に注文しないといけないの」
        と思われた方、ご安心下さい。五島うどんセットを
        ご注文いただいた方にはもれなく、ご注文いただいた人数分の
        「アゴダシ粉末スープ」がセットでついております。



      8、念のため、箱から取り出してみます。


        いかがですか、ね、ホントでしょ。
        これで送られた方はご家庭で簡単に、
        本場の五島うどんの味を楽しむことができます。
        しかもこの「アゴダシスープ」、色が他のダシと違って、
        めでたい「黄金色」のスープですので、
        お祝いの贈り物にもピッタリです。


      9、贈られた方に感謝のお電話があります。


        五島うどんを贈ったあなたの大切な方から、きっと。


    いかかでしたか?五島一番の老舗の五島うどんはこうして届きます!
    では、実際にこれをどうやって調理するの?ということは、
    「もっと!おいしく!!五島うどんの食べ方」
    でご紹介します!
    また、この「太田製麺所」について知りたい、という方は
    「もっと!長く愛されたい!!太田製麺所のお話」
    をじっくり読んでみてください!


   〇お中元、お歳暮の贈答品にぜひ、太田製麺所の五島うどん

   ★太田製麺所の五島うどんは、誰もが知っている「うどん」の中でも、
    知名度、流通量ともに、現在とても希少価値のある商品です。
   ★セット商品には、うどん内容量と同じ人数分の「あごだしスープ(粉末)」も
    入っており、これ一箱で五島うどんの本格的な味が楽しめます。
   ★お中元には冷やしうどん、お歳暮には釜ゆでうどんとして季節を問わず、
    おいしく召し上がっていただけます。
   ★当商品は日持ちする乾麺ですので、贈り物に最適です。
   ★御親戚や御友人など大人数の方に贈る場合でも、大変お求めやすい価格です。


太田製麺所
〒857-4404 長崎県南松浦郡新上五島町青方 1144-10
Tel/Fax  0120-52-2076


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