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伝統の神事

今シーズン1番の寒気の影響で五島列島は厳しい冷え込みに見舞われ、
昨夜から断続的に雪が降っていました。
朝起きて寝室のカーテンを開けると一面の銀世界。
その光景に思わず声を上げてしまい、まだ寝ていた娘を
起こしてしまいました。(^^ゞ
五島に住んでいると雪が積もることが大変珍しいので、
いくつになっても子供のように大興奮の32歳です。(笑)

子供といえば、先日友人の子が「なかぶた」と呼ばれる
地元上五島青方の青方神社に伝わる的射りの神事に
出るということでカメラマンを頼まれ、見に行ってきました。

nagabuta1.jpg
鬼に見立てた的に向かって矢を放ちます。

nakabuta2.jpg
放った3本の矢は見事に的中しました。

千年以上の歴史を持つ地元の御鎮守、青方神社の
この「なかぶた」という神事は、数えで5歳になる男の子が
その子のおじさんにあたる人と一緒に鬼に見立てた的に矢を射り、
健やかな成長を願う儀式で、毎年正月明けのこの時期に執り行われます。
今年は少子化とインフルエンザの影響もあって
参加者が1人と少し寂しいなかの行事でしたが、
地元の人たちが古くから伝わる神事を守り続けてきた
歴史の重みを感じることができました。

来年は私の弟の子がこの「なかぶた」を迎えます。
おじさんとして立派に弓矢が撃てるよう
これから練習しとかなきゃですね。

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