五島列島はここ数日、暖かい日が続いています。
うどん工場の裏山では梅や杏の花が満開で、小鳥のさえずりも嬉しそう。
もうすぐ1歳を迎える娘も、咲き誇る春の花々に興味津々の様子です。
昨日から今日にかけては春一番が吹いています。
でも南からの湿った空気は五島うどん作りには大敵。
こんな日は細心の注意が必要なんです。
五島うどんの生地はもちろん小麦粉からできています。
この小麦粉の生地は温度や湿度に影響されやすく、
気温が高かったり湿度が高かったりすると
生地自体が柔らかくなったりベタついたり、その扱いが難しくなります。
ですから五島うどんの作り手は、その日その日の気象状況ごとに
水分や塩の量を見定め、また乾麺ですから乾燥の進み具合を調節したりと、
お天気の変化には神経を尖らせます。
美味しい五島うどんをお客様にお出しできるよう、
日によって天気が変わりやすい今の時期は毎日が勉強なんです。
ちなみに今日はオリンピックの女子フィギアスケートを仕事の合間に観戦しました。
日本人選手の活躍に、また浅田選手の試合後の悔し涙に心が熱くなりました。
一生懸命に頑張る彼女たちの姿は日本人の誇りです。
胸を張ってバンクーバーから帰ってきて欲しいものです。
感動をありがとう!
娘も真央ちゃんみたいになってほしいなぁ。